袋田の滝カントリークラブ 《18ホール 茨城県》
6月30日に旧・鷹彦スリーカントリーを買収し、7月18日に「袋田の滝カントリークラブ」に名称変更しプレオープンした㈱ノザワワールドはこのほど、鷹彦スリーの旧会員に対してプレー権に関する継承条件を案内した。それによると、旧会員は一代限りの権利ながら月例やHDCP取得、会員料金でのプレーが可能な“施設利用権”を有するB会員として、登録料無料で受け入れる。しかも年会費を36.000円から30,000円に値下げし、プレー代も5,900円に値下げしており、継続の利用を促している。
会員数は1,400名程度だが分割等で会員口数は1,800口強登録されていたとしており、1人で10枚など複数保有している会員には余分な会員権を友人や家族に譲渡して、3万円の入会金支払いで同様のB会員に登録(書換)出来ると説明している。ともに登録期限は9月末まで。さらに旧会員対象にブルー会員(正会員、譲渡可)を募集する計画で、一般募集で30万円~50万万円で予定しているところ、旧会員には20万円で先行案内する計画。ブルー会員はプレー料金4,900円、平日はカートフィ・利用税のみの2,826円。
一方、旧経営で今年3月23日に破産手続開始決定を受けた㈱鷹彦など関係3社の債権者集会は7月13日にあり、ノザワワールドへのゴルフ場売却が説明されたが、「ゴルフ場継承を条件に継続先を募ったが、公租公課など優先的に弁済する分以上の金額に至らずに、現状では会員など一般債権者への分配金は無理な状況」と説明した。また次回債権者集会は11月10日に予定されており、配当がある場合はその際報告される。 イーグルゴルフ