入間カントリー倶楽部 《18ホール 埼玉県》
リソルホールディングス(株)は7月12日、グループの運営事業を手掛けるリソル(株)を通じ、(株)クラレの連結子会社・(株)入間カントリー倶楽部を譲り受け、ゴルフ運営事業の強化を図ると発表した。
運営開始時期は今年8月31日の予定とし、同時にリソルホールディングス(株)の株主優待の対象施設になる。
一方、(株)クラレも7月12日に「ゴルフ場運営子会社の株式譲渡に関するお知らせ」として、連結子会社の(株)入間カントリー倶楽部株式の全てをリソルホールディングス(株)のグループ企業であるリソル(株)に譲渡するとし、株式譲渡契約を締結したと発表した。
「事業譲渡の目的と概要」として、同CCは、1977年9月の開場以来、長らくクラレグループの一員として魅力的なコースづくりとお客様へのサービス向上を図ってきたと報告。一方で、同社の中期経営計画において、事業ポートフォリオの高度化を揚げ、ゴルフ業界を取り巻く事業環境が変化するなか、同ゴルフ場が将来に渡りより良質なサービスを提供していくために様々な検討を重ねた結果、ホテル、ゴルフ場などの事業経営で信頼と実績のあるリソルグループに運営をお任せすることが、同ゴルフ場の将来的な成長に資すると判断し、譲渡を決定したという。
会社株式の売買であり、約1,500名のゴルフ場会員のプレー権や預託金債権はそのまま引き継がれることになる。
(株)入間カントリー倶楽部は、会員権業界に対して、7月12日のクラブ理事会において、今回の経営母体の交代に伴い令和5年度正会員補充募集を停止する旨決めたと案内した。
ただし、今回の交代にあっても「当クラブの会員制度を維持し、会員中心の運営を継続することついて、譲渡先よりご理解いただいてる」旨報告している。