倶楽部・ミニ情報

八ヶ岳高原カントリークラブ    《18ホール 長野県》

昭和39年開場の同ゴルフ場を経営する八ヶ岳高原ゴルフ(株)が昨年12月16日に東京地裁から破産開始決定を受けた。

同ゴルフ場のホームページに「閉鎖のご案内」が掲載されており、経営環境が年々厳しさを増している中で、平成25年4月から用地賃貸人との間で再建委員会を設立し協議を続けてきたが、再建の見通しが立たなかったという。また、「破産管財人からのご連絡」では、ゴルフ場はすでに営業を廃止しており、ゴルフ場の予約及び会員権の名義変更は停止している旨を告知。本破産事件は債権者(預託金を預託している会員含む)に対する配当を見込むことが困難なため、債権者からの破産債権の届出を留保(当面、届出を不要とする扱い)するとし、今後の見通しを含めた管財業務の進捗状況は28年3月28日開催の第1回債権者集で 報告する予定としている。八ヶ岳高原ゴルフ()は地元財産区から用地を借り受けゴルフ場を営業していたもので「今後ゴルフ場が営業できるかどうかは財産区次第」という。その海尻財産区協議会事務局では「歴史のあるゴルフ場なので運営の後継先を探している。もう少しで1社に絞られると思うが、何とかシーズンの春先までにまとめたい」と説明している。なお、八ヶ岳高原ゴルフ()の負債総額は、債権者約220名に対し約13,500万円。会員数は正会員で1,000名弱。負債のほとんどは会員の預託金が占めているという。

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