倶楽部・ミニ情報

佐久平カントリークラブ    《18ホール 長野県》

同クラブを経営し、今年1月25日に特別清算の開始決定を受けた(株)佐久平カントリークラブは、このほど会員等の債権者に特別清算の協定案を配布した。会員の預託金は「100%弁済」となっており、また、協定案の概略は事前に発表していた。協定案では、協定の基本方針は「預託金債権を有する債権者に対し、債権全額の弁済を実現することを企図して作成した」としている。その方法として、「地裁の許可を受けて今年3月1日に新設分割で設立した新会社、(株)佐久平ソーラーファームに対してゴルフ練習場事業及び太陽光発電事業を継承した」とし、新会社の全株式の対価を10億円とし、協定案の認可決定が確定することを条件に株式の5%を千曲バス(株)に、95%を(株)グリーンキャブに譲渡する。預託金債権の総額は約9億8,000万円なので譲渡代金を原資に預託金の債権者に「全額の弁済を行うことが可能である」としている。預託金は、協定案の認可決定確定日の月の末日から2ヶ月以内に一括して弁済。年会費未納など反対債権がある場合は、それを相殺した残額を支払うとしている。この協定案の賛否を問う債権者集会は6月20日に開かれる(6月17日締切りの書面投票と併用)。なお、ゴルフ場は3月31日まで営業し、4月1日に閉鎖したが、付帯の佐久平カントリークラブ練習場は「佐久ゴルフ練習場」と名称を変更して営業を続けている。               イーグルゴルフ

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