倶楽部・ミニ情報

鹿島の杜カントリー倶楽部    《18ホール 茨城県》

パシフィックゴルフマネジメント(株)(PGM)グループをスポンサー候補として選定した同CC経営の(株)鹿島の杜カントリー倶楽部は、このほど会員など債権者に対して再生計画案を配布した。賛否を問う決議は9月20日期限の書面投票及び9月28日開催の債権者集会で行われる。再生計画案では、これまでの経緯を詳しく報告した他、スポンサー選定についても報告。当初10社から応募があり、28年3月末を期限とした第1次入札ではうち6社より具体的な提案を受けたという。2次入札は第1次で入札価格上位の4社を対象に実施、5月17日までに4社から最終提案を受けた結果、PGMグループのパシフィックゴルフプロパティーズ(株)(PGP)をスポンサー候補として選定するに至ったと説明している。

 債権者への弁済に関しては再生債権者(預託金のある会員含む)に対し、再生認可決定確定の日から「3ヵ月」後の日が属する月の末日限り、30%免除後の70%を一括弁済する。さらにクロージング日の前日において、弁済資源に残金が存在する場合は追加弁済を行う方針だ。会員については、再生計画認可決定の日から1ヵ月以内に会員資格を継続するか、退会するかを選択。

継続会員には無額面の会員証書を発行(預託金会員はなくなる)し、それをもって現行の会員証書は失効となる。年会費は当面現行のまま据え置く他、新証券発行後名変が可能な会員については速やかに名変手続き(名変料も現状維持)を再開する。ゴルフ場名も現行のまま使用するとしている。確定した再生債権は債権者1,129名に対して5億6,462万円余りだが利息・遅延損害金等の額は未定という。以上が再生計画案の概要だが、会社側からの別途通知では弁済金の支払いについて、再生計画が認可された場合、平成29年1月までを目途として、一括で弁済する予定であると付記されている。  イーグルゴルフ

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