白河国際カントリークラブ 《36ホール 福島県》
福島県内で保有・運営の2コースと、運営受託の3コースの計5コースを運営する(株)カネキは、年内で一部コースの営業が終了することがわかった。1つは同CCの安達太良コース(18ホール)。同CCは当初27ホールで昭和50年に開場し、平成3年に9ホール増設して36ホールとなった。閉鎖せず、継続して営業するのは那須9ホールと磐梯9ホールの計18ホールとロッジ。安達太良の18Hは今年11月30日まで営業し、閉鎖する。もともと那須と磐梯がメインのコースで、安達太良は料金的にも安くしていた。閉鎖するのは、安達太良のコースを太陽光発電(メガソーラー)用に利用したい旨のオファーがあったためで、カネキでは18Hのうちの15H分を売却する。売却先は一条工務店となっている。
一条工務店といえば、カネキが運営受託している3ゴルフ場の所有者。韓国系の(株)大河が3ゴルフ場から26年に撤退する際。土地を一条工務店に売却、ゴルフ場事業はカネキに事業譲渡していた。その3コースはともに福島県下の大玉CC(旧・大玉TAIGACC)勿来CC(旧・勿来TAIGACC)、と、西の郷CC(旧・那須TAIGACC)。このうち、西の郷CCは白河国際の安達太良コース同様、今年11月30日までの営業で、ゴルフ場を閉鎖することが決まったという。跡地は同様に太陽光発電用に供せられる予定だが、発電事業者は所有者の一条工務店ではなく、別の事業者に売却される方針という。なお、西の郷CCの会員数は4名だった模様で、移籍等の措置をとるとみられる。 イーグルゴルフ