ケントスゴルフクラブ 《18ホール 栃木県》
同クラブはソーラー施設会社への売却が決まり、今年11月末をもってゴルフ場営業を終了することを明らかにした。同クラブによれば「9月初旬に(オーナ側から)連絡がきた」と話しており、売却先のソーラー施設会社名や発電規模、発電開始予定日も今のところ不明ながら11月末までは通常営業を行うことが決定。同ゴルフ場は新里CC、サングリーンCC、ジェイ・セレモCCなど名称の変更が繰り返され、その後ケントスグループ入りし、平成17年4月から現・ケントスGCに変更した。経営会社も競売や任意売買が繰り返され、現在は(株)ケージーエムとなっている。これら度重なる経営交代で会員の預託金は新会社に継承されず、現在はプレー権も売買されない“友の会”会員のみとなっている。太陽光発電事業は認定を受けても来年3月末までに事業化(接続契約を締結)していないと認定取り消し等を経産省が定めており、太陽光発電事業の着手にも時間の猶予がなくなっていた。同GCは当初設定の売電価格で太陽光発電事業の認定を受けていた模様で、関係者等で契約がまとまり売却も済ませたようだ。計画されている太陽光発電事業も練習用の9ホールを含めた、27ホール用地を使うだけに県内でも最大級規模とみられている。 イーグルゴルフ